大会企画 座談セッション

大会企画 座談セッション

9月16日(金)14:20~16:20

「家族療法の専門性と家族療法家の責任性」

東豊(龍谷大学)・村上雅彦(広島ファミリールーム)

 1950年代頃から家族が治療や支援の視野に入り始めたことを皮切りに、当時から困難とされてきた事例に対応するなかで、家族療法の型が様々に示さていく。その後、家族療法は波状的に広がり、時には多くの批判や認識論の転換を経ながら、現在も模索・発展し続けている。
 未だに色褪せることがない家族療法の魅力に惹かれていたとしても、その臨床実践やトレーニングには試行錯誤が伴うことも多い。そこで、本企画は、日本における家族療法の萌芽期から携われ、現在もトップランナーとしてご活躍されている東豊先生・村上雅彦先生に家族療法の専門性と家族療法家の責任性を入り口にディスカッションしていただくことで、これからの家族療法のあるべき姿や実践者・トレーニーが歩む足元を照らす道標について迫りたい。