COIに関する提示
学会員、非学会員の別を問わず、すべてのセッションの発表時に開示が必要になります。
すべての筆頭発表者は利益相反状態について、発表スライドの1枚目または2枚目(タイトルスライドの前または後)にこちらの規定のCOIスライドのいずれか該当する方を開示をしてください。
なお、発表時に口頭での説明する必要はありません。
演題発表申込
演題発表の申込は、下記の説明や「発表抄録原稿作成にあたって」をお読みになり、遵守した上で、演題登録フォームからお申込みください。なお、発表抄録原稿の提出も申込時に必要となります。
【発表・登壇区分】
当学会での発表・登壇区分は、一般演題、事例検討、スーパービジョン・セッション、自主シンポジウムから選択することになります。各区分の詳細は以下の通りです。
○一般演題(時間:30分)
発表者が設定したテーマに基づいた発表となります。問題と目的を示し、それと対応するデータとなる概要を示し、テーマについて考察してください。
○事例検討(時間:60分)
発表者が事例を示し、その事例の検討を目的として行う発表となります。そのため、検討したい問題や目的を示した上で、事例概要を示し、考察してください。
なお、事例は終結事例や支援が一区切りしたものを原則とします。
○スーパービジョン・セッション(時間:90分)
発表者がスーパーヴァイジーとなり、本学会の認定スーパーヴァイザー等がスーパーヴァイザーとなって、提示事例を題材にスーパーヴィジョンを行うセッションです。そのため、「考察」のかわりに発表者が希望する「検討事項」を記してください。なお、題材事例は終結したものに限りません。
○自主シンポジウム(時間:120分)
当学会の会員が自主的に企画し、基本としてシンポジウム形式で話題提供・議論を行うものです。テーマ、司会者、話題提供者、指定討論者などを登壇者が設定し運営します。
【発表・登壇資格】
・原則として抄録提出時点で日本家族療法学会の会員であり、年会費の滞納(2025年度を含む)がないこと
・一般演題・事例検討・スーパービジョン・セッションの抄録に記される共同発表者も会員であること
・自主シンポジウムの全ての共同登壇者も会員であること
・自主シンポジウムにおいて、当事者やご家族が登壇を予定する場合には、事前に大会事務局へその旨をご相談ください。
【演題登録】
演題登録の申し込み期間:4月1日(火)〜5月7日(水)
※非会員の方が演題登録を希望される場合は、登録までに入会申し込みを済ませ、必ず会費の納入をお願いいたします。
加えて、演題登録の申し込み時に、関係する非会員の方全ての学会入会の申請日を演題登録フォーム内の備考欄に必ず追記してください。
このいずれかに不備などがある場合は演題登録および発表をご遠慮いただく場合があります。
発表抄録原稿作成にあたって
本学会における学術大会の抄録原稿は、その学術誌である「家族療法研究」に掲載されます。そのため、抄録原稿は2名の査読者によって、①発表内容が本学会におけるものとして適切か、②学術誌に掲載されるにあたり形式的・内容的に適切か、③倫理的に問題がないか、などをチェックしています。
発表をお申込みされる方は、以下の注意事項をご一読の上、発表抄録原稿を作成およびご準備くださいますようお願い申し上げます。
1. 査読結果通知および修正原稿のやりとりについて
大会抄録原稿の提出締め切り後、おおよそ2週間を目安に、発表申込時のメールアドレス宛に、教育研修委員長から査読結果が通知されます。また修正後の原稿の提出および修正後の査読結果のやりとりも同様です。これらをスムーズに行うために、「@nifty.com」のメールを受信できる設定にしてください。
※(主)発表者が責任者となり、査読結果や修正原稿についてのやりとりを担ってください。
2. 事例発表における個人情報保護の遵守について
臨床事例を発表するにあたり、個人情報保護の遵守が求められます。そのため、事例の記述は個人のプライバシーについて充分に配慮し,倫理的原則に則った発表になるようにしてください。また、個人を特定するような情報(氏名、地域、職業、年齢、時期など)に配慮した記述をしてください(例:個人が特定されないようA市、B病院などとする。年月については、発表者の関わり開始を X 年とし、 X年、 X+1年(月)といった記載を用いる)。
3. 抄録の形式・記載について
以下のポイントに留意し、作成してください
- 学術誌である「家族療法研究」に掲載されるため、書式等はこれに準じています。以前の大会抄録号などを参照して作成してください。
- 指定された文字数(1600文字:タイトル・氏名・所属などを含む)制限を遵守してください。
- 演題名は、内容を適切に表現しているようにしてください。
- 専門用語の略語(例:AD/HD、SFA)は、初出時に説明し、ご使用ください。
- 主語を明示し、誰が誰に何をどうしたか、が伝わるよう記載してください。
- 客観的な事実、実際の会話(「 」などで記載)、主観的な認識などを整理してください。
- 【はじめに】の問題提起と【考察】での主張が矛盾しないようにしてください。
- 調査研究の場合には、研究方法(対象、データ収集方法、分析方法など)を記載してください。
- 事例の発表(一般演題、事例検討、スーパーヴィジョンセッションいずれも)においては、発表者・演者の記載について、【はじめに】の最後に、「演者が治療者(以下Thとする)として対応にあたった事例を提示し」など一文を記し、【事例概要】では、「演者」「発表者」などとせずに、事例の登場人物として「Th」「Dr」などと記載してください。
- 【考察】では、研究結果や事例概要をデータ・論拠として論じてください。
- 【自主シンポジウム】では、記述の形式はフォーマット通りでなくても構いません。ただし、どんな企画で、何を目的とし、誰がどう話題提供をするのか、が分かるよう記載してください。
※倫理的問題がある、研究方法が不適切である、発表内容が本学会に沿わない、などの場合に不採択になることもあります。ご承知おきください。
発表抄録フォーマット
以下の抄録フォーマットを使用し、一般演題、事例検討、スーパーヴィジョン・セッション、自主シンポジウムの原稿をMicrosoft Wordで作成し、演題登録フォームでUPして提出してください。